
- Q1.ネバーウェットの塗装膜はどのくらいもちますか?
- ネバーウェットの寿命には環境条件が大きく影響します。“摩擦”が塗装膜の寿命を減少させる一番の原因となります。 さらに他にも高圧水のようなものにさらされると、寿命は減少します。 できる限り塗装膜に触れず摩擦を与えないことが、長持ちをさせるコツです。 はっ水力が低下した場合は再塗装してください。
- Q2.ネバーウェットはすべての液体に対して効果がありますか?
- 洗剤、石鹸、油、アルコール、有機溶剤等は、はっ水性を阻害する原因となります。
- Q3.ネバーウェットは繊維品に使用出来ますか?
- ネバーウェットは大抵の繊維品には密着します。しかし塗膜面がザラつき、ツヤの無い白く霞んだ外観になります。 使用前に目立たない箇所でテスト塗りして確認してください。縫い目の箇所は特に注意が必要です。縫い目の周囲を塗る際は、ベースコートを通常より多めに塗布してください。この縫い目から液体が浸透するのを防止するためです。
- Q4.ネバーウェットは常時液体に浸かっている面に使用できますか?
- ネバーウェットは基材面に微細な凸凹の塗装膜を形成します。この凸凹の間にできる空気層がはっ水の重要な役割を果たします。空気層の確保が困難になるため、常時液体に浸かっている面への使用は推奨しません。
- Q5.ネバーウェットは再塗装できますか?
- はっ水性能が低下してきたら、ネバーウェットは再塗装可能です。既存のトップコートを除去するためサンドペーパーで軽く擦り(塗装対象物を傷つけないようにご注意の上)、ベースコートとトップコートを再塗装してください。
- Q6.ネバーウェットの塗装膜を落とすことはできますか?
- ネバーウェットの塗装膜を除去したい場合、まずサンドペーパーでよく擦り(塗装対象物を傷つけないようにご注意の上)、その後オキシドールで拭き取ってください。
- Q7.ネバーウェットを塗装後、他の塗料を上塗りできますか?
- できません。他の上塗り塗料で塗り重ねした場合、はっ水性はなくなります。